介護分野の「特定技能」受け入れ現状・要件・方法・注意点⑥
2021年10月15日
介護分野の特定技能外国人の受け入れの注意点
介護分野の特定技能外国人を受け入れるために、外国人への就労・生活支援と特定技能協議会の加入が必要となってきます。それぞれの内容を認識しておきましょう。
特定技能外国人への就労・生活支援が必要
介護分野の特定技能外国人がその在留資格に基づく活動を安定的かつ円滑に行うことができるようにするため、受け入れ企業が外国人への職業生活上、日常生活上または社会生活上の支援が求められています。合計下記の10支援項目あります。
・事前ガイダンス
・出入国する際の送迎
・住居確保・生活に必要な契約支援
・生活オリエンテーションの実施
・公的手続等への同行
・日本語学習機会の提供
・相談・苦情への対応
・日本人との交流促進
・転職支援
・定期的な面談の実施、行政機関への通報
特定技能外国人を実際に受け入れる前に、それぞれの支援項目に対して計画を立てて出入国在留管理庁に提出する必要があります。また、支援計画の実施も求められます。