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介護分野の「特定技能」受け入れ現状・要件・方法・注意点②

2021年10月11日

介護分野の「特定技能」

「特定技能」とは、人手不足が厳しい産業分野において、相当程度の知識・技能を有する外国人労働者を受け入れるために設立された在留資格です。14産業分野において「特定技能」が導入され、介護分野もそのひとつです。

「特定技能」は1号と2号の2種類ありますが、介護分野においては「特定技能1号」の1種類のみとなります。

設立背景:介護分野の深刻人手不足

「特定技能」は人手不足を解消を目的として設立されました。人手不足が深刻と言われている14分野で特定技能外国人の就労が認められています。

介護分野もそのひとつとなっており、人手の状況は介護分野の求人倍率で見ることができます。2017年の有効求人倍率は、3.64倍でした。この結果は、求職者1人あたり約4件(3.64件)の求人があるということです。

全国平均の1.54倍より高くなっているため、介護分野における人手不足が深刻と言えます。そのため、介護分野における「特定技能」が設立されました。